＃ストレッチ
ストレッチそれはとても甘美な言葉です。
SNSやYoutubeなどを見ていると『自分で出来る○○のストレッチ』などと言う言葉をたくさん見かけます。
他にも見ず知らずの一度も来院したことのない方から
「○○のストレッチを電話（メール）で無料配布をお願いします」などと言う、
頭の良くない電話やメールが来ることもあり、
ストレッチは全知全能の神のように思われている方が多いことがうかがえます。
ストレッチが良いか悪いかは
やり方と各自の状況によるので、
私は何とも言いませんが、
的確ではないストレッチは
力加減を知らない人にジャイアントスイングや卍固めをされるのと同じくらいの『破壊行為』であることは間違いありませんので、
それでも『自分で出来る○○のストレッチ』をしたい方は充分に注意をして行ってください。
★ストレッチにデメリットはある？
適度に的確なストレッチを時々行うことにデメリットはありませんが、
やりすぎには注意が必要です。
硬い身体をしっかりほぐしたいからといって
体に負担を感じるほどの激しいストレッチをしたり、
長時間ストレッチを行ったり、
固くなった筋肉を無計画に伸ばしたり、
強く伸ばしたまま静止させたりすると、
筋肉に大きな負荷がかかり、
筋肉や関節を痛めてしまうことがあります。
筋肉が固い人ほど筋線維が傷ついてしまい、
修復する際にさらに固くなるから
無理に伸ばすとさらに固くなってしまうので、
残念なことに硬い身体はストレッチで筋肉は柔らかくなりません。
★身体が硬くなる理由
身体が硬くなる理由は関節の安定性を保つためです。
筋力が発揮できない、関節の動きを制御できない不安定な領域で関節に負荷がかかると危険なため
筋力が発揮できない領域まで関節が動くと筋肉を緊張させて
関節がそれ以上に危険な状態にならないように制御しているだけなので、
制御装置が働いている機械を無理やりに動かすと機械が潰れるのと同じように
制御装置が働いている身体を無理やりに動かすと身体が潰れてしまうことはお分かりいただけると思います。
★身体を柔らかくしたいなら
身体を柔らかくしたいのなら
『筋力が発揮できない領域を少なくする』
言い換えると
『どの位置でも筋力が発揮できる人状態の身体を作る』
ことが重要です。
身体を柔らかくしたいなら
SNSやYoutubeなどの『自分で出来る○○のストレッチ』ではなく。
関節の安定性を強化する専門的な筋力トレーニング
当院が指導している関節トレーニングを行ってください。
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6月26日(月)13時 17時 18時
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