【関節痛を起こす原因~思考編3~】あなたを治りにくくさせているポイント
患者様から「○○してもいいですか?」と
お尋ねいただくことがあります。
このタイプの質問は意外と根深いので
私は「ご自分ではどう思いますか?」と
真相をお尋ねするようにしています。
この時点で思っていることを
素直にお伝えいただければ
良いor悪いのお話も出来ますが
このタイプの質問をされる方は十中八九
黙り込むか「わからないです」と
返答いただく方が多い傾向にあります。
この質問が本当にイイことであれば、
私に質問されることもないですし、
私が質問を質問で返すようなこともありません。
ましてや
私に質問を質問で返されて黙り込むことはありません。
ではなぜ?
「○○してもいいですか?」がダメなのでしょうか?
★だいたい責任逃れ |
人は後ろめたいことがある時や自分が責任を負いたくない時に『○○してもいいですか?』と許しを請い、不備があった場合に責任を相手方にも擦り付けます。
治療院でいえば
『○○してもいいですか?』の〇〇は
十中八九が『やったら悪くなる』ことで、
質問している本人も悪くなるとわかって聞いていることが多いため、
黙り込んだり「わからないです」と言ってごまかして
真相を語れないのです。
★なぜ来てるの? |
ここで、
少し考えてほしいことは、
ストレスが身体の許容範囲を超えているので治療に来ているのだから
許容範囲からハズレることは避けた方がいいということです。
しばらくは、誰が考えてもイイことだけをしていれば良くなるということです。
1週間に1回治療に来たところで
残りの6日間痛めつけたら治るものも治りません。
もっとキツイ言い方をすれば
聞かないといけないようなことの時点でよろしくないと考えるのが普通です。
本当に良くなりたいのであれば
『考えることから逃げるな!!』と言うことです。
★身体が「ヤメテ!」と叫んでいる |
痛みなどの症状は過剰な刺激に対して身体が「ヤメテ!」と叫んでいるのです。
痛みが強ければ強いほど大声で叫んでいると思ってください。
★引き算の発想が必要 |
過剰は多い以上に多い!!
収拾がついていない状態です。
そこに足し算をしてどうなるのか?は
考えればわかると思います。
○○をするとイイという情報は多いですが
最も重要なことは悪くなることをしないことです。
足し算ではなく引き算の発想が必要です。
ネットやYouTubeにも色々な情報があり、
あまりに誇張されたものや
ドラマチック過ぎる物語に心惹かれる気持ちもわかりますが、
冷静な目で見れば専門知識がない方でもダメなものはダメだとわかります。
世の中、そんなにおいしい話はありません。
何かおかしいな?と思った際は
まず、
何かやり過ぎていないか?
後ろめたいことはないか?
考えてみてください。
だから、
過剰なところを削る
引き算できるポイントを探すのです。
そうすることで、あなたを治りにくくさせているポイントが見えてきます。
関節痛が起きた時は
- 何か予兆が無かったのか?
↳
- 何か変わったことをしていないか?
↳
- 何をしたらこの症状は楽か?
↳
- 何をしたらこの症状は辛いか?
↳
- 何かやり過ぎていないか?
↳
- 何か後ろめたいことはないか?
↳
を考えて、
医療機関での質問には
思い出して・考えて
休む時はしっかり休むようにしてください。
そうすることで、あなたの関節痛の
- 原因
- 改善点
- 再発予防
- 改善を妨げる因子
が見えてきますので、
関節痛になりにくい
関節痛が早く治る
病院や整骨院に何軒も通わなくてもいい
身体になれます。