関節痛を起こす原因~思考編1~原因・再発予防
治療を行うにあたって情報が必要です。
前回お話した
「病院も整骨院も何10件も通って、何百万も払ったけど、治らない人」を例に考えると
- 1~2件通って良くなっていないのであれば
↳良い治療院に巡り合えていない
↳他の治療院にも行ってみてもいいと思いますが、
- 5~10件通ってみてダメであれば、
↳施術者に治療に必要な情報提供が出来ていない
↳施術者の指示を聞き入れていない
可能性がありますので、
治療院のかかり方について考え直してみる必要があると思います。
★治療院のかかり方 |
通常、治療を行う施術所であれば電話や初診時に問診やカウンセリングを行います。
問診やカウンセリングと聞くと仰々しく感じますが
要するに、
- あなたの現状と今までになった不調、
- あなたが今後どうなりたいのか?
を聞いているだけです。
日常的な例で例えると
- 主婦であれば「晩ごはんは何を食べたい?」
- タクシーでいえば「どちらまでいかれますか?」
- スイミングスクールであれば「どの大会を目指すの?」
と聞かれているのと同じです。
ここで
- 食べたいものを伝えておかないと、昼食と同じメニュになりかねませんし、
- 行きたい場所を伝えておかないと、見当違いな場所におろされますし、
- 出たい大会を伝えておかないと、とんでもない練習をさせられることになります。
勘のイイ方ならばお気付きかもしれませんが
治療院でいえば
「いつごろから気になり始めて、その時と比べて今はどうですか?」
「何か思い当たる原因はありますか?」
「今までに似たようなことや他に気になることはありましたか?」
「それは何をする時に特に強調されますか?」
「何が出来るようになればこの状態が良くなったと思いますか?」
と言う質問に
わからなければわからないなりにでも
真摯に答えるかどうかで
その治療院が
あなたの最後の砦になるのか
あなたの通過点になるのか
決まってしまう。
と言うことです。
★何かおかしいな?と思った際は |
何かおかしいな?と思った際は治療院にかかることは大切ですが、
まともな治療院に行くと問診やカウンセリングをされるのは普通ですので、
まず、
- 何か予兆が無かったのか?
- 何か変わったことをしていないか?
考えてみてください。
そうすることで、
治療の専門家ではなくても
症状が起きた原因や再発予防がみえてきますので、
関節痛になりにくくなって、
初期であれば治療院に行く必要もなくなります。
既に関節痛になっていても
施術者の質問に真剣に答えてもらえると
症状が起きた原因や再発予防がみえてきますので、
病院や整骨院に何軒も通わなくても良くなります。
★素直になろう |
ここで時々
正直になってあなたの弱みを見せることが負けで、
わがままを言って施術者を混乱させることが勝ち
であるかのように、
質問に対して
考えることをやめてしまう方が時々見受けられますが、
治療院での勝は
自分の不調をいち早く改善することのため、
素直になることが
『関節痛にならない』『関節痛を早く改善する』
秘訣です。
問診時に質問されるであろう
自分しか知らない自分のことは
あらかじめメモ書きなどにしていくことをおススメします。